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親族の結婚式での服装マナーは?立場ごとに適切な着こなしを解説

結婚式に親族が着ていく服

結婚式に出席する際は、服装のマナーを守る必要があります。しかし、親族の結婚式に参加する場合は、友人の結婚式とは立場が異なるため、服装選びに迷うこともあるでしょう。そこでこの記事では、親族の結婚式に参加する際の服装のマナーについて、親族間での立場ごとに解説します。

この記事を読むための時間:3分

親族の結婚式に参加する際の服装のマナー

親族の結婚式に参加する際のマナーを、以下の2つより解説します。

  • フォーマルを意識する
  • 両家で差が出ないようにする

フォーマルを意識する

親族として結婚式に参加する場合、おもてなしをするホスト側なので、華やかさよりも、上品でフォーマルな印象を意識しましょう。フォーマルな服装は、柄物よりも無地を選ぶのが適切です。さらに無地の中でも、上品で地味になりすぎないものが、華やかな場にふさわしいです。

両家で差が出ないようにする

結婚式の服装は、大きく分けて正礼装、準礼装、略礼装の3つの格があり、両家で差が出ないようにするのがマナーです。新郎の両親が正礼装で参加するのなら、新婦の両親も正礼装で揃えます。両家で格が揃っていないとバランスが悪く見えるため、事前に服装を相談すると良いでしょう。

立場別の適切な服装

立場別の適切な服装を、性別ごとに解説します。

女性の場合

女性の場合、以下の4つの立場ごとに適切な服装が変わります。

  • 姉妹
  • 叔母
  • 祖母

新郎新婦の母親として結婚式に参加する場合は、正礼装が適切です。和服では黒留袖、洋服では昼間はアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレスを着ます。無地や落ち着いた色味のデザインで、露出を控えたものにしましょう。洋服の場合は、上にジャケットを羽織ると、フォーマルになります。

姉妹

兄弟姉妹の場合は、準礼装か略礼装を着るのが適切です。和服は、未婚の場合は振袖、既婚の場合は黒留袖か色留袖です。洋服は、落ち着いた色味と無地のドレスを着ます。洋服と和服で迷った場合は、両親の服装や相手の親族に合わせると良いでしょう。

叔母

叔母として参加する場合、準礼装を着ることが多いです。品があり、無地や落ち着いた色味の洋服や和服を着ると良いでしょう。ただし、叔母は親や兄弟姉妹より近い親族ではないため、格上になりすぎない服装にすることが大切です。

祖母

祖母として参加する場合、正礼装か準礼装を着ます。親や兄弟姉妹と同じく、上品で落ち着いたフォーマルな服装を意識しましょう。高齢の場合は、長時間の式に備えて、体型や体調に合う服装を選ぶことが大切です。

男性の場合

男性の場合、以下の4つの立場ごとに服装が変わります。

  • 兄弟
  • 叔父
  • 祖父

父親として参加する場合、母親と同じく正礼装にします。和服では黒の紋付羽織袴、洋服では昼間はモーニングコート、夜はタキシードです。父親はバージンロードを歩くこともあるため、あらかじめ和服と洋服どちらにするか新婦に確認するのも良いでしょう。

兄弟

兄弟の場合、準礼装のブラックスーツを着ることが多いです。最近は、ブラックだけでなく、ダークカラーのネイビーやグレーのスーツを着用することもあります。準礼装なので、上品な暗い色味のスーツに、白やシルバーのネクタイを選ぶのが望ましいです。

叔父

叔父の場合は、兄弟と同じく準礼装を着ることが多いです。ただし、兄弟ほど近い親族ではないため、格上になりすぎないようにすることが大切です。スーツを選ぶ際は、上品さがありながら、高級すぎない生地や質感を意識すると良いでしょう。

祖父

祖父として参加する場合は、正礼装か準礼装が望ましいです。父親と同じく、和服では紋付羽織袴、洋服ではモーニングコートやタキシードを着ます。また、祖父母の場合は、親よりも少々華やかな服装を着てもマナー違反にはならないです。

結婚式は服装のマナーを守って出席しましょう

結婚式に親族として参加する場合は、おもてなしをするホスト側になるので、華やかさよりもきちんとしたフォーマル感を意識しましょう。立場によって適切な服装は異なるので、親族の中で自分はどの立ち位置なのか意識して服装選びをすることが大切です。服装のマナーを守って参加しましょう。

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