結婚式後のブーケはどうする?生花などの保存の方法や注意点を解説
結婚式では、ドレスや髪型に合わせて素敵なブーケを用意します。しかし、式が終わった後のブーケは持ち帰るのか、家ではどうするべきなのかわからないこともあるでしょう。そこでこの記事では、結婚式後のブーケの楽しみ方を解説するとともに、長期保存の方法や注意点をご紹介します。
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結婚式後のブーケはどうするべき?
結婚式後のブーケは、生花にして自然の色や香りを楽しむ方法と、加工をして長期間楽しむ方法があります。近年は、思い出として保存したいという思いから加工をする人が増えています。どちらの方法で楽しむかは人それぞれなので、自分の生活や気持ちと相談して決めましょう。
ブーケを生花にする時の手入れ方法
ブーケを生花にする場合、数日から10日程持つと言われています。しかし、環境によって期間が変わるので、より長く楽しみたい場合は適切なお手入れをすることが大切です。生花にする際のお手入れ方法は以下の通りです。
- 水を定期的に交換する
- 水にお酢や重曹、栄養剤を入れる
- 水切りをする
お花は、綺麗な水に入れると長持ちするため、花瓶の水は定期的に交換しましょう。水に少量のお酢や重曹、栄養剤を入れると枯れにくくなります。茎が枯れてくると水を吸収しにくくなるので、花に元気がないと感じたら水切りをして、水を吸いやすくすることも大切です。
ブーケを長く楽しむための加工方法
ブーケを長く楽しむための加工方法を、5つご紹介します。
- ドライフラワー
- 押し花
- プリザーブドフラワー
- アイスフラワー
- フラワーアクセサリー
ドライフラワー
ドライフラワーは、花を乾燥させる保存方法です。乾燥することでブーケを長期的に楽しめますが、質感や色は生花と異なるため、自然な花を楽しみたい人には向いていません。また、乾燥後は花が崩れることもあるので、慎重に保存しましょう。
押し花
押し花は、花を圧縮乾燥させて、額縁などに入れる方法です。壁掛けできるので、ブーケを飾るスペースがない人におすすめの加工です。近年は、立体的な押し花に加工する業者もあるため、ブーケを綺麗に残したい人に向いています。しかし、生花と同じ色味にできないことや、紫外線に弱いデメリットがあります。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、花の水分を抜いてから、特殊な染料と加工液を吸わせる保存方法です。生花に近い見た目で残せるので、結婚式の雰囲気をそのまま残したい人に合うでしょう。しかし、湿度に弱いため、保管の際は湿気に注意が必要です。
アイスフラワー
アイスフラワーは、マイナス30度前後でフリーズドライをする保存方法です。プリザーブドフラワーと同じく、生花のような質感と色味で保存できます。しかし、取り扱いをしている業者が少ないことや、保存期間が半年ほどと短いデメリットがあります。
フラワーアクセサリー
フラワーアクセサリーは、ブーケの花びらを使って、ピアスやイヤリング、ペンダントトップ、ブローチなどに加工する方法です。アクセサリーにすることで、結婚式の思い出を身に着けることができます。しかし、ブーケの形では残せないのがデメリットです。
ブーケを加工する際の注意点
ブーケを加工する際は、事前に方法を決めて予約しましょう。花は数日で枯れてしまうため、綺麗なまま残したい場合、結婚式終了後すぐに加工業者に渡す必要があります。あらかじめ保存方法と業者を決めると、スムーズにブーケを加工できるでしょう。結婚式の直前では予約を受付していない場合もあるので、早めに予約することが大切です。
結婚式後のブーケは自分に合う方法で楽しみましょう
結婚式後のブーケは、生花にして自然な色や香りを楽しむ方法と、加工をして長期間楽しむ方法があります。最近は加工保存をする人が増えていますが、加工をすると生花のような香りと質感にはできないことあるので、自分に合う方法を選びましょう。