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パールが水に弱い理由は?劣化する原因や水から守る対策も徹底解説

パールアクセサリーとブレスレット

「パールが水に弱い」ということを聞いたことがある方もいるでしょう。パールは柔らかく傷つきやすい性質であり、水が原因でくすみや劣化が生じることもあるため注意が必要です。今回の記事では、パールが水に弱い理由を解説します。パールが劣化する原因や、水から守る対策も合わせて解説するため、パールの美しい状態を長く保ちたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

パールが水に弱い理由

パールが水に弱い理由は、主成分が炭酸カルシウムだからです。炭酸カルシウムは、水に弱い性質をもっているため、長時間水に触れ続けると溶解してしまう恐れがあり、パールの美しい光沢は失われ、白く濁った色になります。ただし、濡れてしまってもすぐに拭き取れば問題ないため、濡れた状態で長時間放置しないように注意することが大切です。

水以外に劣化する原因

パールの主成分である炭酸カルシウムは、水以外にも弱いものが多くあります。例えば、以下の3つです。

  • 酸性物質や化学物質
  • 乾燥
  • 高温や紫外線

酸性物質や化学物質

パールジュエリーを着用した後に、適切なお手入れをしていない場合、汗・化粧品・ほこりなどの酸性物質や化学物質が付着している可能性があります。それらが付着したまま長時間放置されると、パールを形成している炭酸カルシウムが溶解するため、光沢が減少してくすんだ色になってしまいます。

乾燥

パールは水に弱いですが、乾燥した環境も苦手です。湿度の低い場所に保管していると、乾燥によってパールにヒビが入る恐れがあります。そのため、程よい湿度の保たれた環境で保管することが大切です。また、湿度の差が大きいところへ移動すると、パールがひび割れる原因となるため注意しましょう。

高温や紫外線

パールを形成している真珠層の中には、タンパク質が含まれています。そのため、高温や紫外線に長時間さらされていると、タンパク質が褐色に変色し、パールが黄ばむ原因となります。美しい状態を保つために、長時間屋外でパールジュエリーを着用することは、できるだけ避けてください。

パールを水から守る対策方法

パールを水から守る方法は、以下の2つです。

  • 布で乾拭きする
  • 日陰で乾燥させる

布で乾拭きする

パールジュエリーを着用した後は、汗や化粧品などが付着している可能性があります。そのため柔らかい布で優しく拭き取って、表面の汚れをきれいに落としましょう。ジュエリー全体をざっと拭くのではなく、パール1つ1つを丁寧に拭くことが大切です。

パールお手入れ用のクロスも販売されているため、気になる方は使用してみてください。メガネのクロスでも代用できます。ティッシュは表面が粗く、パールを傷つける恐れがあるため、使わないようにしましょう。

汚れが気になる場合は水拭きしてから

乾拭きで落ちないような汚れがある場合は、柔らかい布を水に濡らしてしっかり絞ってから、優しく拭きましょう。水拭きをした後は必ず乾拭きを行い、パールに水分を残さないようにすることが大切です。ジュエリーの金具とパールが接している部分は、特に汚れやすいところであるため、入念にお手入れしてきれいな状態を保ちましょう。

日陰で乾燥させる

お手入れが終わった後は、日陰で十分に乾燥させて、パールに水分が残らないようにします。特にパールネックレスの場合は、パールが乾いていても糸の部分が濡れている可能性があるため注意しましょう。

こまめにお手入れしてパールの美しさを保とう!

パールは着用した後には必ず汚れを落とし、丁寧に保管することが大切です。また、パールジュエリーを保存する環境も、しっかり考慮することで負担を減らせます。こまめにお手入れを行い、長期間パールの美しさを楽しみましょう。

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